毎年ひとつずつ負けていく

屋外で長時間居ないとならない時に、ついにスパッツ的なもの(ズボン下とは言わない!)を履くようになったのは三十路に入ってからだったと記憶しているが(記録なんかしたくないよ!)、毎年何か、昔は自分にリミッターかけていたものを、主に冬場に規制解除するようになってきており、それはスパッツ的なものだったり、厚手の靴下だったり、ホッカイロだったりするが、この冬もひとつ解除されたものは、あろうことか湯たんぽで、夜中に足が冷えて寝つけなかったりするのを防止するためだが、毎年このような解除を自分は、またひとつ負けた、と解釈して、そのたびに少し凹みつつも、その暖かみ・快適さにほくほくだったりするのも事実で、こうやってインターネットに晒すことで、ようやくネタとして昇華して一人笑うのです。