昨日。久しぶりに銭湯に行った。年に一回か二回くらいしか行かないけど、行くたびに値段が上がっている。でも行くたびに満足して帰ってくる。今住んでいるところに越してきてから、近所の銭湯は二軒も閉じていて、昨日行った場所は近隣で最後の一軒。改装とかしている気配がなくて、行くたびにどんどん古びていくのがわかる。年に一度しか行かない者が言うのもなんだけど、なくなったら本当に困る。もっと行くペースを増やそうと思った。
そういう風に、町に古くからある建物や店がなくなるのはリアルに寂しかったり困ったりするのだけど、その状況をドラマにしたものがすごい苦手だ。店とかほとんどない郊外に育ったせいかもしれないけど、本当に存在したかもしれない人情ドラマが気恥ずかしくてならない。
銭湯再生のドラマを自分が書くとしたらどうしたらいいのか本当にわからない。