髪を切った。切るたびに言うが、散髪が嫌いだ。というか散髪されている時間が苦手。できることなら切らずに生涯を全うしたい。仮に、カルマが髪の毛という形で蓄積するので切らなければならないという考え方をすると、散髪は儀式化する。自分は伸ばしに伸ばしたカルマを筆状にして紙に物語をしたため、お金を出してくれそうな人に向けて投函した後、儀式を拒否するために亡命の可能性を探る。そのうち経年変化で全てのカルマが抜け落ちて自分はようやく安堵する。
美容院でのエピソードがいろいろあったが、ほぼ自分の中だけでの紆余曲折であり、しかも美容院の人が検索でこの日記に辿り着く可能性が生じたので詳しくは書けない。また恥を晒してしまった。