新宿、池袋

ここ数日、新宿にある友人の仕事場にて編集作業している(映画ではなく)。おかげではかどっている…かどうかは疑問で、現に今日も休日出勤しているわけで。仕事場に、出勤する、この感覚すごい新鮮。今回の仕事はいろいろ勉強になることが多いんだけど、一番の発見は友人Aの仕事っぷり。10年来の付き合いだが仕事の関係になったのは今回が初で、一緒に打ち合わせに行った時など、そのお仕事モード口調に半笑いを隠せないのだし、まあそれは余談にしても、手際の良さに目を見張るものがあり、仕事で映像を作る人としての態度も理にかなっていて、自分がいままで、いかにプロでなかったのかという力の差を見せつけられているのだった。凹むが、自分は自分のできることをやるしかなく、仕事の完成度を少しでも上げるために連日「出勤」している。
今日は早めに切り上げ、シネマロサで「CO2 in TOKYO」、三浦崇志・大力拓哉監督『僕達は死んでしまった』と川原康臣監督『ネコハコベフジワラさん』を観る。後者は打ち上げの席にて監督本人に直接感想を伝えたのでインターネットなんかに書いてられっか。前者は興味深く観た。映像カッコいい、だけで語られるのはもったいない気がする。モンタージュのはざまに意図してない死生観を映す鏡みたいな。グッドセンスなTumblrをずらずら見てるような気分でもあった、とか書いても日本で100人くらいにしか伝わらないんだろうな。
ともあれ今日のMVPは監督たちではなくトークゲストとして登壇した沖島勲監督で、鋭い観察眼で決めつけて無茶振りして若い監督を困惑させるという素晴らしい話術を見せていただいた。楽しかった。映画をあえて他のモノに喩えたら何か?という質問は面白い。個人的には、昔は音楽と写真だった。今は違う。
打ち上げに一瞬参加、id:lostyamiこと川原くんをいじって、OくんとかI川くんとか俳優のH部くんとかと久しぶりに一杯だけ飲み、CO2のN尾さんが『シンク』のこと話しだしたのでてんぱった。小走りで何とか終電をゲット。