ビデオカメラの駆動系の調子が悪く、もし素材取り込み中にテープを破損したらと想像するのがおそろしい、先手を打って修理に出すことにした。とっくに保証期間が切れているのは知っているけど、一応箱を引っ張り出してきて調べたら2002年の最新式だった。メーカーのサービスセンターに電話したら、まあ古い型だからなのか仕方ないところもあるけど、どんな修理も一律料金だという。仮にヘッドとか基盤を交換しても同じなのだろうか、よくわからないけど不安材料はないほうがいい、そのまま依頼することにした。取りにきてくれて届けてくれる。
そういやこのカメラはあんまり連れ出せなかった。いや、父が他界する前後を撮ったのはこのカメラだったし、きょうだいの結婚式のサブカメラとして活躍もしたけど、なんにもない日を撮るまでには至らなかった。撮ったテープは未編集のまま仕舞ってある。結局自分自身を撮れないのだと気付いたのはこのカメラを買ってからだった。そのうち携帯電話が発達し、思ったことを定着する行為はデジタル写真とWEB日記になった。
こうやって書いてみるとどんどん愛着が沸いてくるから書くという行為はおっかない。
夕方から同居人と散歩に出て、明日の朝食とか今夜の夕食とかいろいろ調達。TVでやってたインディ・ジョーンズに心躍らされ、あたらしいやつを超観たい。実はもう前売券を買ってあるのだった。