夜、同居人とラーメンを食べに行き、ラーメンのではなく我々の背脂が気になったので、そのまま近所の公園まで行ってなわとびや無駄に走るなどの行為に及んだ。なわとびで上下に揺れるたび頭痛がしたのはさっき飲んだビールのせいだと思いたい。ボクサーがするような、片足で交互に跳ぶやつをしてみたかったが無理。そのへんをぐるぐると走るだけで息を切らしているし、垂直跳びだって重力の影響を受けまくっている。こんなに痩せているのに体が重すぎる。体を極限まで鍛え上げ、世界大会でランキングされるような体育の人は、その気になれば重力を振り切れると感じる時があるのではないかと思った。
首の後ろに嫌な汗をかいて帰宅、シャワーをあびた後コーラを飲み消費したカロリーを補給した。ほら、後で洗い流すという前提でかいた汗はやっぱり気持ちいいのだ。
なんとなく観ていたテレビドラマ(若手女優が豪華キャストだった)で、造船所が出てきたのだけど、なんか既視感があると思ったら拙作『けものがにげる』でお世話になった場所だった。主人公の父親が引退した船の設計士という設定だったので、取材させてもらった上小道具をお借りしたりしたのだった。去年のことなのにすでに懐かしい。湘南が舞台のドラマなので、知っている場所がたくさん出てきた、というくらい既に湘南通の自分だが湘南に住んだことはない。映画を撮るつもりで見て回るとかなり風景を覚えるものだ。
『けものがにげる』は冬の湘南を舞台にした神奈川テイストに溢れる神奈川な映画なのに、神奈川の上映イベントからお呼びがかかりません*1。神奈川の方々、もしここをお読みでしたら宜しくお願いします。
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