名古屋とか渋谷とか

GW中はずっと脚本を練ったり寝たり起きたり、一日だけ同居人とIKEA港北に行って、部屋を片付けないとという切迫感に駆られて帰ってきたくらい。
で、その脚本(構成)に関する打ち合わせとキャスティングのために名古屋に行ったのが9日。実際に出演者に会うと浮かぶものが浮かぶもので、夜中までがっつりかかると思われた監督との打ち合わせも小一時間で終了、あとはお持ち帰りということに相成り、夕景の栄に放り出された。お言葉に甘えて宿泊することにしたので、シネマスコーレで初日をむかえるはずの知人の映画に参じようと思って時間を調べたら、迂闊にもレイトではなくてイブニングショウ、間に合わず、仕方なくホテルの部屋でキャラクターについてだらだら考察、いつの間にか眠ってしまって次の朝つまり今朝だった。
昼前の新幹線で帰奈川するとなんか真夏の陽気、汗だくで帰宅後、その足で渋谷某所に向かってENBUゼミの卒業パーティに出席。卒業式、というかたっ苦しいものはなくいきなり謝恩会という感じ。たくさんの知らない生徒の中にウチのクラスの連中がいた。三月の上映時に一回打ち上がり、というか、実質上の卒業を迎えたはずと思っていたが、意外としんみりしていたことが後にわかる。U田川が「もうこうやって大勢で集まって飲むこともないんだなー」などと彼らしからぬことを言ってて、ちょっとセンチメントが伝染したものの、まあ事実F井を含む06年組は卒業後もダラダラ集って飲んだり遊んだり研鑽したりしているわけであって、君ら次第だぜと心の中でつぶやく。次は撮影現場で会おうというのは本気で思ってるし。パーティはモチベーションと景品が不明のハイテンションゲームで無理矢理の盛り上がりを見せていて、そのゆるさがなんかENBUぽかった。ラスト5分で現れた篠原監督の一言で〆。
二次会は上映の時と同じ店に数十人がすし詰めとなって行われたが、初対面かそれに近い同業者、つまり講師=監督と座を囲むという非常に珍しいことになってしまった。K井さんH田さんT永さんと自分。同じ生徒を受け持ってたり共通のスタッフやら友人がいたり同じ会社で仕事してたりするのだが全く会うことがないというのは、ちょっと変かと思われるかもだけどそういうもんかなとも思う。よくわからんけど楽しかった。エロい歯科助手の話とかした。
三次会は辞して、ちょっとうるうるしている生徒たちと別れ、自宅で仕事しようと思っていたらTVで忌野清志郎特集が始まり、見入ってしまって今に至る。