渋谷

パパ/ずれてるぅ!

携帯電話が鳴って目が覚め、登録してない番号だったけどきっと歯医者からだということは、時計を見た時点でピンと来て、つまり寝坊して歯医者をすっぽかした。すぐに電話してキャンセルして(キャンセル料取られるのだろうか?したことないので)今日は無理だというので来週にしてもらう。喉元過ぎればアレで、このまま疎遠になっていくパターンだけどまあなんとか。おかげで早起きできたので少しでも何かやろうと、昼間は編集と所用、あと家事いろいろ片付ける。
夜から渋谷東急でPFFミロス・フォアマン監督特集、『パパ/ずれてるゥ!』観に行く。知人の出席を多数確認。オープニングからしてキレる編集でグラフィックもかっこいい。あの時代に画と同録の音声と音楽をあそこまでシンクロさせるのは大変だっただろうけど、今でも参考になる編集、音楽の使い方。しかしちょっとピンとこなかったものもあり。寝不足で緩んだ脳にはちょっとキツかった。中心となる筋をあえて明確に据えない、脱線したかに見えてその集積で物語る構成で、ずれてるゥのはパパだけじゃなくて映画全体が、あるいは人生というものは、だったという。巨匠に対しておこがましいけど、これってきっと近親憎悪なんだろうな、などと思う。好きなシーンはたくさんあったしユーモアのセンスも好み、でも自分にはしっくりこない。学生時代に観ときたかったけど、今この映画を観たというタイミングに何か意味を見いだそう(いつものように)。娘役のリニア・ヒーコックの何気ない表情に掴まれて、もっと見たい、登場させろよーなどと下世話に思ってしまう。あの時代には「いい顔」の人がたくさんいたんだな。もう一度ちゃんと観たい。

海獣の子供 3 (3) (IKKI COMIX)
発売元: 小学館
発売日: 2008/07/30
ついに出たー。楽しみ。

文庫じゃない方を古本で購入。読みでがある。

an・an (アン・アン) 2008年 8/6号 [雑誌]
発売元: マガジンハウス
発売日: 2008/07/30
豊川悦司が官能小説を朗読しているCD、に釣られて。女性誌なんてもう何年かぶりに買ったけどあんまり変わってない印象。ただ直截的になったかなー。阿部和重が「ハッピーSEXの条件とは?」という記事にコメントを寄せてて驚いた。そういうこともするのか…。