『シンク』がフィルムセンターで上映されます


気がつけばもう始まっており焦りつつ告知。『シンク』は97年のPFFなのでもう10年以上前になりますか。当時の予告編を発掘したのでYouTubeに上げました。


日本インディペンデント映画史シリーズ2 ぴあフィルムフェスティバルの軌跡 vol.2
『シンク』
日時:7/11(土) 0:00pm〜
   7/22(水) 6:00pm〜
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 小ホール


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シンク (85分・ビデオ・カラー)
97年(第20回)グランプリ受賞。離れていても人の声が聞こえる不思議な力でつながった3人。他に何の接点もない彼らは、それでも「会話」を続けながら、それぞれの人生を送っていく。東京造形大学の卒業制作として作られた本作はPFFでの受賞後劇場公開もされて話題を呼んだ。村松正浩は2007年の『けものがにげる』に続き、初の劇場用長篇作品となる新作『スラッカーズ』が5月公開。
’97(Smalllight Pictures)(監)(制)(脚)(撮)(編)(出)村松正浩(制)秋山真由美(撮)(照)越智博隆、佐々木広、石原孝一郎(演出補)鈴木孝幸、二瓶剛(メイク・衣裳)鹿ノ戸美春、土岐香織(音)竹花寿実、瀬尾タロ、後藤智博、福田泰隆(出)松崎名央、野田慶、光安稔、勝田愛、勝木麻由、正田淳、上野昌弘、大窪將央、野村しのぶ
(via)
チケットはチケットぴあで発売中、フィルムセンター窓口では扱ってないみたいです。ファミリーマートで買えると昨日発見しました。
概要に「デジタル上映」とありますが、アナログ上映です。オリジナルのマスターテープ(S-VHS)で上映してもらえることになりました。
『シンク』は、撮影はリリースされたばかりのDVで行ないましたが、編集からマスタリングまで全てS-VHSで行ないました。アナログのビデオで、ダビングを重ねたり度重なる再生を経て映像が劣化していくことも作品の一要素だと考えています。その後DVD化の機会を得て、MPEG2レベルでの劣化しない強度を授かりましたが、せっかくの機会なので当時のテープで、8mmのオリジナルフィルムで上映するのと同じようにS-VHSで上映して頂きたいと思いました。
この機会に是非ごらんください。
この件とプラス、最近書いた脚本参加作品の告知を以下で行なっていますのでよろしければ。
http://smalllight.net/index.php?itemid=685